最近SNSでよく見かける“シティボーイ”。
「抜け感があってこなれてる」「頑張ってないのにおしゃれ」。
そんな印象を持つ人も多いのではないでしょうか?
でも、いざ自分で挑戦しようとすると…
何を買えばいいかわからない。
着こなしの正解がわからない。
ダサくなるのが怖い。
そんな“はじめの一歩”で止まってしまう人は多いんです。
そこでこの記事では、初心者がゼロからシティボーイ系コーデを始めるための【5ステップ】を、わかりやすく解説します。
シティボーイ系コーデを始めるための5ステップ
ステップ①:シティボーイの特徴を理解する。
まずは「何を目指すのか」を知ることから始めましょう。
シティボーイのファッションには、いくつかの共通する特徴があります。
- 抜け感がある(オーバーサイズ、リラックスシルエット)
- カルチャーと親和性が高い(音楽・本・古着など)
- 清潔感を保ちながらラフ
- 色数を抑えたシンプルな構成
- ハイブランドより空気感を重視する
つまり、「都会でゆるく自然体に生きてる男」のイメージです。
この全体像を頭に入れておきましょう。
ステップ②:まずは“ユニクロでOK”な基本アイテムを揃える。
初心者にいきなり高いブランド品は必要ありません。
まずは、GUやユニクロ、古着などを活用して、手軽に揃えられるアイテムから始めましょう。
- バンドカラーシャツ or オックスフォードシャツ(白・サックス)
- ワイドチノ or テーパードパンツ(ベージュ・黒)
- 無地Tシャツ(少し厚手がおすすめ)
- スウェット(グレー・ネイビー)
- シンプルなスニーカー(キャンバス素材など)
これらは着回し力も高く、シティボーイスタイルの基本となります。
色は白・ベージュ・グレー・ネイビー・カーキを基調にすると失敗しにくいです。
ステップ③:サイズ感で一気に“それっぽく”なる。
「似た服を着てるのに、あの人の方がオシャレに見える」。
その原因の9割は“サイズ感”にあります。
シティボーイスタイルでは、このサイズ感が非常に重要です。
- トップスはオーバーサイズ(肩が落ちるくらい)を選ぶ
- パンツは裾が靴の上で少しクッションするくらい or 9分丈でスッキリ見せる
- 靴はスニーカー or ローファーで全体バランスを取る
細身=スタイルが良く見える時代は終わりつつあります。
「ゆるさ×清潔感」こそ今の正解だと覚えておきましょう。
ステップ④:色数は「3色以内」に絞る。
初心者が最もやりがちなのが、色を使いすぎることです。
複数の色を使うと、統一感がなくなりごちゃごちゃした印象になりがちです。
基本の黄金比は以下の通りです。
- ベースカラー(70%):白、ベージュ、グレーなど、面積の広い部分に使うメインの色
- サブカラー(20%):カーキ、ネイビーなど、ベースカラーを補完する色
- 差し色(10%):小物で黒や赤などを少量取り入れるアクセントカラー
例えば「白シャツ × ベージュパンツ × 黒スニーカー」のように、3色に絞ることでまとまりが出ておしゃれに見えます。
ステップ⑤:小物で差がつく。帽子とバッグは“見せる”パーツ。
小物はコーデの引き算・足し算どちらも担う重要パーツです。
上手な小物使いで、一気にこなれ感を演出できます。
おすすめ小物:
- ベースボールキャップ(ロゴ入り or 無地)
- サコッシュやミニショルダーバッグ
- シンプルなトートバッグ
- スクエア型メガネや腕時計
- 白ソックス+ローカットスニーカー
これらを上手に“外す”ことで、こなれ感が生まれます。
よくある初心者の失敗とその対処法
せっかく挑戦するなら失敗は避けたいですよね。
ありがちなミスと、その対処法を知っておきましょう。
ありがちミス | 対処法 |
サイズが中途半端で野暮ったい | 思い切ってオーバーサイズを選ぶ。パンツは太めか細めどちらかに振る。 |
色数が多くてごちゃごちゃする | ベースカラー+差し色だけに絞る。 |
個性を出そうとして奇抜になりすぎる | “シンプル+少しのクセ”を意識する。 |
まとめ|まずは“真似”からでOK。大切なのは続けること。
シティボーイ系コーデは、「高い服を着ること」でも「奇抜さを競うこと」でもありません。
“余白”と“自然体”を意識した着こなしが、最大の魅力です。
まずはユニクロや手持ちの服で“それっぽく”してみる。
そこから少しずつ、自分に似合う形・色・スタイルが見えてきます。
焦らず、楽しみながら、あなただけのシティボーイスタイルを見つけてみてください。